もし自宅に住むことがなくなった場合、自宅を売却すべきか、それとも賃貸に出すべきかという選択が出てきます。どちらが絶対的な答えというものはなく、個々の状況によります。
ただ、その判断をする上で重要な要素を一つご紹介したいと思います。
例えば、あなたの自宅がマンションで、住宅ローンの残債が2,500万円、毎月の住宅ローン返済額が125,000円、そして管理費・修繕費で30,000円とすると、
売却した場合の想定値:5,000万円
賃貸に出した場合の想定家賃:18万円
この場合、現在の支払いが15.5万円(125,000円+30,000円)であるため、賃貸に出せば毎月2.5万円の収入がある、と考えるかもしれません。しかしそれは必ずしも正しいとはいえません。
住宅ローンは本来自己居住用のものであるため、賃貸に出す場合は投資用ローンに変更する必要があります。
それにより何が変わるかというと、それは【金利】です。
例えば5,000万円の借入で金利が変わると、以下のような状況になります。
金利:0.6%(一般的な住宅ローン金利)→150,000円/月
金利:2.5%(一般的な投資用ローン金利)→187,500円/月
つまり、住宅ローンの金利で計算すると、月18万円で賃貸に出せば収支はプラスになりますが、投資用ローンに変更し金利が上がると、毎月の収支はマイナスになります。
自宅を売却すれば一度に大きな額が手に入り、
自宅を賃貸にすれば長期的に安定した収入が得られる、
という視点から比較する人も多いですが、
金利の変化という要素も考慮に入れることが重要です。
売却か、賃貸かは、そのマンション、家によって、また立地条件や築年数、状況によって判断がそれぞれ異なります。
それぞれに合った的確な判断を私たちはご提案させて頂きます。